NEWS CENTER


【人とくるま展】dSPACEが走行モーター用のFPGAボードを披露、
数10μs周期のPWM信号に対応

[issued: 2010年5月24日]
この記事を : 印刷する 印刷   メールで送る メールで送る   ブックマーク はてなブックマークに登録 この記事をクリップ Buzzurlにブックマーク Yahoo!ブックマークに登録   
写真1 FPGAボードとプロセッサボードの比較
写真1 FPGAボードとプロセッサボードの比較
中央の液晶ディスプレイに、オシロスコープによる比較が表示されている。黄色の線が入力のPWM信号、赤色の線がFPGAボード「DS5203」による出力信号、水色の線がプロセッサボード「DS1005」による出力信号である。
 dSPACE Japanは、『人とくるまのテクノロジー展2010』(2010年5月19日~21日)において、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)に用いられる走行用モーターのPWM(パルス幅変調)信号に対応するFPGAボード「DS5203」を用いたデモンストレーションを行った。

 EV/HEVの走行用モーターは、数10μs周期のPWM信号によって制御されている。これは、ガソリンエンジンの制御信号の周期である1msよりも大幅に短い。DS5203は、このような短い周期にも対応できる、ラピッドプロトタイピングツールやHILS(Hardware in the Loop Simulation)システム向けのI/Oボードである。また、DS5203は、搭載するFPGAチップ「Virtex-5」(米Xilinx社製)内のプログラムについて、米The MathWorks社のモデルベース開発環境「MATLAB/Simulink」を用いて自由にカスタマイズすることが可能な点も特徴の1つとなっている。

 デモでは、周期が50μs(20kHz)のPWM信号と、このPWM信号の入力に対するDS5203の出力信号とエンジンECU(電子制御ユニット)の開発などに用いられているプロセッサボード「DS1005」(動作周波数1GHzのPower PCを搭載)の出力信号を、それぞれオシロスコープで示した(写真1)。DS1005は、50μsまでの周期に対応した演算処理しかできないため、PWM信号の波形全体に対する応答ができていない。一方、高速の演算処理に対応するDS5203は、PWM信号の波形全体に対する応答を実現している。

(朴 尚洙)
この記事を : 印刷する 印刷   メールで送る メールで送る   ブックマーク はてなブックマークに登録 この記事をクリップ Buzzurlにブックマーク Yahoo!ブックマークに登録   

Sponsor Links [ PR ]

関連情報  by  Supplier Showcase

EDN RESOURCE CENTERpowered by Supplier Showcase

SPECIAL CONTENTS [ PR ]

最新ニュース

キーワードタグ一覧